【Kana’s Diary】“ひとりでできた!”を増やす魔法のしかけ
子育てって、本当に大変ですよね。
「ごはん食べてくれない」「靴を履かない」「なんでもママがいい」
そんな日々に、思わずため息をついてしまうこともあると思います。
でも実は、その「できない」や「やってほしい」は、子どもが“自分でもやってみたいけれど、まだ難しい”と感じているサインかもしれません。本当は自分の力でやってみたい。けれど、思うようにいかなくて、もどかしくて、ちょっと助けてほしい。
そんな気持ちが「ママ、やって!」という言葉になって表れていることがあります。
だからこそ、子どもが「やってほしい」と言えたこと自体も、実は大切な一歩。
“できるようになりたい”という意欲と、ママへの信頼の両方がそこにあるのです。
そして、その安心感の中で少しずつ「今度は自分でやってみよう」という勇気が育っていきます。
たとえば、靴を履くときに時間がかかっても「もう少しでできそうだね」と待ってあげるだけで、子どもの心の中には大きな達成感が生まれます。その瞬間にママやパパが「できたね!」と笑顔で声をかけると、子どもは“次もやってみよう”と思えるのです。
もちろん、忙しい毎日の中でいつも完璧に待ってあげるのは難しいですよね。
はい、そんなに心穏やかでいられない日もあります。(そんな日の方が多いかも)
ムリムリ、って思う日だってある。(しょっちゅうあるよね)
そんなときは、「今日は一緒にやってみようか」「ママも手伝うね」と寄り添う気持ちを大切にしてみてください。子どもは、“助けてもらいながらできた”経験の中でも、ちゃんと成長しています。
そして、子どもが「ひとりでできた!」と笑顔を見せてくれた瞬間には、
ぜひママやパパも一緒に喜んでください。それは、子どもにとって“認めてもらえた”という何よりのごほうびです。
子育ては、うまくいかない日もたくさんあります。
でも大丈夫。焦らなくても、比べなくても、ちゃんと子どもは成長しています。
小さな“できた!”を一緒に見つけていくことが、親子の絆を深めてくれます。
今日も無理せず、深呼吸をひとつ。
少しずつ、一緒に“できた!”を増やしていきましょうね。